全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

【全国・関東東北ブロック】活動報告

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全日本同和会 中部地区連合会 研修会、三重県で開催される


 10月13日、三重県桑名市柿安シティーホールにて、「全日本同和会 中部地区連合会研修会」が開催されました。
 研修会には、中部地区から多数の同志が馳せ参じ、全日本同和会からも山本全国副会長をはじめ、神奈川県連役員、大阪府連役員が出席しました。東京都連からは、五十嵐副会長、古賀副会長、榎本副会長、北島事務局長、舩渡教育対策委員長が出席し、研修に臨みました。
 中村幸恵中部地区連合会会長(三重県連会長・全国女性部長)は開会の辞で、コロナ禍における差別が依然増えている事を危惧すると共に、同和問題に対しても「部落差別解消推進法が制定され6年が経ちますが、依然として結婚差別をはじめとする様々な差別、インターネット上での悪質な書き込みなどが後を絶たず、研修を続けなければならない」と訴えました。
 松尾信悟全日本同和会全国会長はじめ、一見勝之三重県知事(代読)、伊藤徳宇桑名市長(代読)、吉川有美参議院議員(代読)より、研修会激励の祝辞を賜りました。
 研修では、人権問題啓発映画「ホーム」が上映されました。これは、同和問題を題材とした映画で、全日本同和会茨城県連合会と茨城県教育庁が会談を重ねて作り上げた教材。同和問題を知らない若手社員が、同和問題に直面した時の人間模様を絶妙に描いた作品でした。
 終わりに竹本三代一中部地区連合会副会長(福井県連会長)が、皆さまの地域も豊かで同和差別のない地域に育てて欲しいと結び、研修会は終了しました。

開催の挨拶をする中村幸恵中部地区連合会会長(三重県連合会会長)

司会を行う遠藤正人中部地区連合会事務局長

祝辞を述べる松尾信悟全国会長

閉会の辞を述べる竹本三代一中部地区連合会常任理事(福井県連会長)

会場となった三重県桑名市の「柿安シティーホール」