全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

　11月18日、中野区中野サンプラザにて「全日本同和会 東京都連合会 令和３年度 第３回理事会」が開催されました。
　冒頭、藤吉会長が挨拶の中で、「現在、都連機関紙「東京あけぼの」において、丘乃先生が連載をしております『熟読三思「水平社宣言」いま再び』にも執筆されていますが、水平社宣言は人権課題を実践する際、大変重要な内容が明記されています。この水平社宣言や関連書籍を読んでより知識と教養を高め、改めて今後どのように同和問題解決へ向けての運動に取り組んでゆくかを考えてみて下さい」と、水平社宣言の原文コピーを配布し、挨拶しました。
　議事では、10月に開催された全国女性部研修会の活動を舩渡教育対策委員長が報告、次いで人権週間の実施と意義について五十嵐会長代行が歴史的経緯と共に解説しました。
　事務局より、新年の理事会開催是非を検討すること、都連設立45周年研修大会開催へ向けた準備を進めてゆくことが報告されました。
　今後の予定を古賀副会長より説明を受けた後、事務局より新たに町田支部が発足した事が紹介され、支部長に就任した東氏が「微力ながら同和運動に尽力してゆきたい」と抱負を述べ、理事会は閉会しました。