全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

【全国・関東東北ブロック】活動報告

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「第42回 全日本同和会 九州連合会 研修大会」開催



 令和1年9月3日、福岡県宗像市の宗像ユリックスにて、「第42回 全日本同和会 九州連合会 研修大会」が開催されました。
 九州連合会では毎年各県持ち回りで研修大会を開催しており、本年は福岡県にて開催され、九州各地より大勢の役員や指導者、会員が参加し研修会に臨みました。
 東京都連からは、藤吉会長、五十嵐会長代行、武藤副会長、舩渡教育対策委員長、榎本常任理事、酒井千代田副支部長が出席しました。
 福岡県連の田中氏による司会で始まった研修大会では、村上九州連合会副会長(全国事務局長)が開会の言葉で、さまざまな人権問題に対して、我々は差別解消のため今後も運動を展開してゆかなければならないと研修会の重要性を説き、全国会長・九州連合会会長挨拶の中で松尾会長は、まず前週に九州北部地域を中心とした集中豪雨により佐賀県や福岡県、長崎県が甚大な被害を受けたことに言及、被害に遭われた参加者を労いました。そして、社会生活のあらゆる場面で同和問題をはじめさまざまな人権問題を解消し、すべての人の人権を尊重するためには、人権教育・人権啓発の再構築をしなくてはならない、と訴えました。
 来賓として、福岡県知事小川洋様、福岡県教育長城戸秀明様、全国町村会副会長永原譲二様、宗像市長伊藤美沙子様(代理)より、差別事象についての問題意識に満ち、同和問題完全解決に向けての熱意溢れる御祝辞を頂きました。また九州各地から多数の行政関係者や全国から駆けつけると共に、全国の同和会役員の方々の御臨席を賜りました。
 研修会は基調講演の後、福岡県連・大分県連の2県連による意見・体験発表が行われ、それぞれ地域での活動や体験されたことを、県連の代表として発表されました。
 意見発表を受けて、藤浦九州連合会副会長(全国副会長・佐賀県連会長)によって総評が行われ、次いで広岡九州連合会副会長(大分県連会長)による閉会の言葉、前田九州連合会副会長(鹿児島県連会長)による万歳三唱を以て、研修大会は終了しました。

開会の辞を述べる 村上九州連合会副会長

大会会長挨拶 松尾九州連合会会長/全国会長

研修大会に臨む都連役員(写真左から武藤副会長、五十嵐会長代行、藤吉会長、榎本常任理事、酒井千代田副支部長)

会場となった福岡県宗像市「宗像ユリックス」