全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

【全国・関東東北ブロック】活動報告

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全日本同和会 中部地区連合会 研修会 開催される

 6月25日、三重県桑名市柿安シティ・ホールにて、「全日本同和会 中部地区連合会 研修会」が開催されました。
 遠藤正人中部地区連合会事務局長の司会で始まった研修会には、中部地区から多くの会員、行政担当者が出席、全日本同和会本部役員も駆けつけると共に、東京都連からは古賀会長をはじめ多くの役員が参加、研修会に臨みました。
 中村中部地区連合会会長(三重県連会長・全国女性部長)は開会の挨拶で、同和問題をはじめ、思い込みや偏見で人を傷つける事象が後を絶たず、罰則の無い部落差別解消推進法の下では、現状を改善するには至っていないとし、「同和地区への間違った思い込みや噂話、インターネットから拡散される事象を、私たち運動団体は、声を上げて正してゆかなければなりません」と訴え、その上で、三重県では部落差別に特化した条例を策定中とし、差別を解消するべく一日も早い条例制定を求めてゆくと訴えると共に、人権問題に正しい知識を持つことが一人ひとりに求められていると、研修会開催の重要性を説きました。
 祝辞では、松尾信悟全国会長の祝辞を松尾信晴全国副会長が代読し、「二十一世紀は人権の世紀と言われながらも、依然として社会生活のあらゆる面で、同和問題をはじめさまざまな人権問題が存在しています。これらの差別意識を解消するには、人々の人権尊重の意識を高めてゆかなければなりません」と、研修会開催を祝しました。また伊藤徳宇桑名市長は、「三重県や桑名市ではさまざまな人権に関する条例を公布していますが、行政や議会だけではなく社会全体でどのように地域を守ってゆくのかという課題を突きつけてゆかなければなりません。今回、中部地区の研修会が桑名で開かれましたので、皆様の思いを受け止めまして桑名の街がより公平公正で差別のない社会になるよう精一杯努めて参ります」と挨拶をされました。また、一見勝之三重県知事(代読)、市野修平三重県議会議員より研修会開催の祝辞を賜ると共、に多くの行政担当者が登壇、研修会を祝しました。
 基調講演では、(公財)とよなか国際交流協会事業主任の三木幸美氏により、「一緒に考えること〜部落差別から考える多様性社会〜」と題して一時間に亘り講演がなされました。
 終わりに、竹本中部地区連合会副会長(福井県連会長)が、「部落差別解消推進法が施行されて10年経ちますが、未だに差別はなくなりません。これは、未だに他人の事だと思っているからです。自分の事と思わなければ、この問題は解決しません。この意識を変えるためにも、これからも研修を行います」と閉会の挨拶を述べ、研修会は終了しました。