全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

【全国・関東東北ブロック】活動報告

【全国・関東東北ブロック】活動報告

平成29年9月22日 全日本同和会「第10回 関東東北連合会 研修大会」開催

 平成29年9月22日、千代田区の憲政記念館にて、「第10回 全日本同和会 関東東北連合会 研修大会」が開催されました。
 東京都連からは、藤吉会長はじめ都連理事や会員など126名が参加、研修大会に臨みました。

 石戸関東東北連合会副会長による司会で始まった研修大会は、桑原関東東北連合会副会長が開会の言葉で、部落差別の解消の推進に関する法律に触れ、如何なる差別も許されないと運動を力強く推進していくことを表明しました。山本関東東北連合会会長は会長挨拶の中で、昨年成立した部落差別の解消の推進に関する法律に基づいた取り組みについて各都県の行政にアンケートを実施、これを基に一歩進んだ運動へつなげ、今まで以上に人権意識を高め、組織の強化と活性化を図り同和問題完全解決に向けていかなければならないと訴えました。
 来賓として、全日本同和会全国会長松尾様、衆議院議員山口壯様、衆議院議員平沢勝栄様、自由民主党増山寿一様よりご祝辞を頂き、多数の行政関係者や議員の方々、また全日本同和会本部役員や全国府県連会長の出席を賜りました。
 全日本同和会全国事務局長村上様からは、落差別の解消の推進に関する法律が成立するにあたり、松尾全国会長と平沢勝栄衆議院議員と協議を重ね、運動団体の意見も反映された経緯が説明されました。

 基調講演は、僧侶でアナウンサーでもある川村妙慶先生より「私は私であってよかったと思える生き方〜比べない 比べられない〜」と題して行われました。「人はなぜ悩みをかかえるのか?」と問いかけで始まった講演は、自身の経験や仏教での教えを交えながら、柔らかい優しい口調で1時間にわたり語られました。終わりに、過去はやり直すことは出来ないが、これからどう生きるかによって過去の意見が変わるとし、「これからが、これまでを決める」と結びました。
 トークショーは、開運手相・人相漫談の山田夢心さんによって行われました。会場との掛け合いで笑いを誘うコミカルな漫談で、研修会の中でも参加者をリラックスさせました。

 終わりに、閉会の言葉で田中関東東北連合会総務会長が、特措法終了から15年間の失われた時間は不安であったが、行政のアンケート結果を評価し、今後の運動の糧になるようにと結び、横山関東東北連合会教育対策委員長によるスローガン採択、「部落差別の解消の推進に関する法律のもと、行政との連携を図り、国民の理解を促し、同和問題早期解消を目指そう」とシュプレヒコールを唱え、研修大会は終了しました。

会場

司会 石戸関東東北連合会副会長

開会の言葉 桑原関東東北連合会副会長

大会会長挨拶 山本関東東北連合会会長

松尾全国会長

祝辞 山口壯 衆議院議員

祝辞 平沢勝栄 衆議院議員

祝辞 増田寿一氏

村上全国事務局長

閉会の言葉 田中関東東北連合会総務会長

スローガン採択・シュプレヒコール 横山関東東北連合会教育対策会長

シュプレヒコール