全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

【全国・関東東北ブロック】活動報告

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全日本同和会 茨城県連合会 研修大会 開催される

 8月7日、茨城県結城市民文化センターアクロスにて、「全日本同和会 茨城県連合会研修大会」が開催されました。
 多くの行政関係者や会員が参加し、東京都連からは、古賀会長をはじめ多くの役員が出席するとともに、全日本同和会からも桑原神奈川県連会長、古長福島県連会長、中村三重県連会長、関全国青年部長が出席、研修に臨みました。
 小松崎青年部長による開会の辞に続いて、県連会長挨拶で石戸茨城県連会長が「茨城県には、部落差別の解消の推進に関する法律に謳われているように、茨城県に合った同和問題解決へ向けた条例の早期制定を望みます。そして、人権意識の高い茨城県ですから、共生社会の実現へ向け、あらゆる差別の解消を目指すとともに、茨城県連合会と自治体の真の協働を行いながら問題解決にあたってゆきます」と、研修会開催の意義を込めた挨拶をされました。
 来賓として、大井川和彦茨城県知事、森作宜民茨城県教育長、小林栄結城市長、須藤茂筑西市長、黒田光浩結城市教育長らが臨席し、研修会開催を祝した(代理出席含む)。
 古賀東京都連会長は祝辞のなかで、東京都人権施策推進指針や国連サミットで採択されたSDGsについて言及、「世界で人権が脅かされている今、しっかりとした教育・啓発を行い、差別のない社会の実現に向け、市民、行政が一体となって運動を行わなければならない」と、研修会開催を祝しました。
 基調講演は、「夢と絆を求めて〜翻弄された運命のなかで〜」と題して、北朝鮮拉致被害者である蓮池薫氏によって行われ、御自身の苛酷な体験について語られました。
 終わりに、永井尚吾茨城県連合会副会長による閉会の辞が述べられ、研修会は終了ました。

開会の辞 小松崎 一也 青年部長

会長挨拶 石戸 俊也 茨城県連会長

祝辞を述べる、古賀東京都連会長

閉会の辞 永井 尚吾 副会長

会場となった「結城市民文化センター〈アクロス〉」