全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

　毎年12月4日から10日の一週間は「人権週間」として、人権をテーマに各地でさまざまな啓発イベントが実施されています。
　全日本同和会東京都連合会は、都内各所で同和問題解決を謳った『部落差別は、重大な人権侵害です！』と印刷されたポケットティッシュを配布し、街行く人に同和問題解決への更なる理解と人権尊重を訴えました。
　江東支部では、JR総武線亀戸駅前で街頭活動を行い、葛飾支部では、JR常磐線・地下鉄千代田線亀有駅前で行いました。また、足立支部では、JR常磐線・地下鉄千代田線綾瀬駅前で、板橋支部では、地下鉄三田線新板橋駅前で、それぞれ街頭活動を行い、「人権週間です」「部落差別は人権侵害です」などと声をかけ、人権尊重、同和問題解決を訴えました。
　12月10日は、1948（昭和23）年に世界人権宣言が国際連合により採択されたことを記念して世界人権デーとして定められ、日本では12月10日を最終日とする一週間を人権週間（12月4日〜10日）に指定し、各自治体でさまざまな啓発活動が行われています。
東京都では、2015（平成27）年に『東京都人権施策推進指針』を改定し、特に17項目の人権課題に積極的に取り組むよう方向性を示しています。同和問題に関しては、2016（平成28）年12月に「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行されるなど人権に対する世間の認識が高まっており、SDGsの観点からも、今回の街頭活動は運動団体として人権週間における啓発活動の一環として行い、今後も継続して行うこととしています。