全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

【全国・関東東北ブロック】活動報告

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平成29年11月1日 全日本同和会「平成29年度 近畿地区連合会研修大会」開催

 平成29年11月1日、大阪市の大阪ガーデンパレスにて、「近畿地区連合会研修大会」が開催されました。
 多数のご来賓の方々、全日本同和会本部執行部や各県連会長、近畿各地会員など約500名が参集、研修会に臨みました。
 東京都連からは、藤吉邦通会長の名代として五十嵐一弘副会長と、舩渡和明理事が出席しました。

 大阪府連の髙木弘美氏による司会で始まった研修大会では、山本康嗣近畿地区連合会副会長が開会の言葉で、部落差別の解消の推進に関する法律が制定されたことにより、今まで以上に啓発に力を注がなければならないとし、荒井正記近畿地区連合会会長が大会会長挨拶で、部落差別のない社会を実現するために、同和教育や運動啓発推進活動において行政と連携していかなければならないとし、部落差別解消法に謳われている制度や施策を大いに活用することが肝要であると訴えました。来賓挨拶の中で松尾信悟全国会長は、近畿地区連合会が、荒井会長を中心に一致団結して同和問題解決のため活動され、この研修大会がこれまで以上に人権意識を高め、今後の啓発活動につながるよう祈念しますと、盛会を祝した。

 来賓として、大阪府知事松井一郎様(代読)、大阪市長吉村洋文様(代読)、堺市長竹山修身様(代読)、大阪府議会議員横山英幸様、大阪人権博物館長様よりご祝辞を頂き、多数の行政関係者や議員の方々、また全日本同和会本部役員や全国都府県連会長の出席を賜りました。

 平成29年度近畿地区連合会役員発表、重点努力目標、宣言を、髙木剛近畿地区連合会事務局長が発表しました。

 講演は、大阪府貝塚市にある北出精肉店店主 北出新司氏により『牛の命をいただき人は生きる』とのテーマで、行われました。同氏は、家族で営み日本で最も小さい屠場と言われた精肉店における食肉解体を舞台としたドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」の主人公で、部落民と家業の関係を描いた作品として大反響を呼びました。講演では、同映画のダイジェスト版を上映した後、約30分にわたり、生業として取り組む屠殺、食肉生産者として精肉を世間に提供する姿勢や、偏見・差別との闘いが赤裸々に語られました。また実際に屠殺で使用する鎌も披露して頂きました。水平社宣言の「ケモノの皮を剥ぐ報酬として、生々しき人間の皮を剥ぎ取られ、ケモノの心臓を裂く代價として、暖かい人間の心臓を引裂かれ・・・」の一文を引用した氏の講演は、心の奥底に響くものでした。

 最後に、釘田良三近畿地区連合会副会長による閉会の言葉、西住喜雄治近畿地区連合会副会長による万歳三唱をもって、本研修大会は終了しました。

司会 髙木弘美 大阪府連合会女性部長

開会の言葉 山本康嗣 近畿地区連合会副会長

大会会長挨拶 荒井正記 近畿地区連合会会長

全国会長挨拶 松尾信悟 全国会長

役員発表/重点努力目標/宣言 髙木 剛 近畿地区連合会事務局長

会場となった「大阪ガーデンパレス」

会場となった「大阪ガーデンパレス」

会場周辺にはのぼり旗を掲示し啓発を促している